広告やデザインを改善しても、なぜか売上が上がらない。
実はその原因のひとつが「決済承認率」にあります。

お客様が購入ボタンを押しても、カード会社の判断で決済が通らない——
その「見えない売上ロス」が、
ECサイトの成果を大きく左右しています。

CVRは「アクセス数 × 申込・購入数 × 決済承認率」で決まる

従来、CVR(コンバージョン率)を改善するために注目されていたのは、

広告・LPUI/UXなどのマーケティング要素でした。

これは、かつては決済承認率がほぼ100%であることが前提だったためです。

つまり、「購入ボタンを押せば、必ず売上になる」と考えられていたのです。

しかし現在は、3Dセキュアの導入や不正対策の強化などにより、

真正なユーザーであっても決済が通らないケースが増えています。

どれだけユーザーを集めても、決済が通らなければ売上にはつながりません。

多くのEC事業者はこれまで、「流入数」と「申込率」しか分析してきませんでしたが、

実際には、最後のステップである「決済承認率」こそが、CVRを大きく左右する重要な要素です。

たとえば、流入数1万人・申込率5%・決済承認率80%の場合、
CVR4%(=10,000×5%×80%)になります。

つまり、承認率が10%上がるだけで、同じ流入・同じ広告費でも売上は1.25倍になるのです。

これが、今あらためて「決済承認率」に注目すべき理由です。

これからのECサイト運営では「マーケティング施策」と「決済プロセス」の両方を最適化する必要があります。

今、お客様の決済が通りにくくなっています

2024年、日本のキャッシュレス決済総額は141兆円を突破しました。

一方で、不正利用被害は過去最大の555億円に。

これを受け、20253月からEMV 3Dセキュアの導入が義務化されましたが、

認証ステップが増えた結果、カード会社が不正防止を優先し、

正しい取引まで「防御的に否認」されるケースが増えています。

つまり、お客様が「買いたいのに買えない」、

カゴに入れたのに決済で落ちている状態が、EC業界全体で起きているのです。

自社の決済承認率を知っていますか?

まずは自社の決済承認率や失敗率を正確に把握することが重要です。

YTGuardを活用することで、これまで見えなかった「決済の通りにくさ」を簡単に可視化できます。

  • 全体の取引のうち、実際に決済が完了している割合を確認し、全体傾向を把握します。

  • 金額帯や商品カテゴリ、デバイスなどの条件ごとに失敗傾向を分析します。

  • 同じユーザー層でもカードブランドや発行会社によって承認率が異なるため、原因を分解することで、ユーザー由来の要因とカード会社由来の要因の比率を明らかにします。

業界全体の平均承認率は約83.7%、約半数がCランク以下

年商30100億円規模の自社ECを運営する企業100社の診断を実施した結果、
業界全体の平均承認率は約83.7%にとどまり、
約半数の企業が承認率85%未満のCランク以下に位置することが明らかになりました。
診断結果をAH8段階にランク付けし、評価しています。

A10090%、 B9085%、 C8580%、 D8075%、E7570%、
F7065%、 G6560%、 H60%以下

カテゴリ別の特徴

アパレル

ABが多く安定。ただし、高額商品やセール時期には一時的にEランクに落ちる例もある。

健康食品

サブスク型が多く、初回3DSエラーで承認率が下がる傾向(FGも見られる)。

日用消耗品

BCが中心。購買頻度が高いため不正リスクは比較的低く、安定傾向。

旅行代理店

CDが中心。海外BINや高額決済のためエラーが発生しやすい。季節変動の影響大。

美容・化粧品

Bランク多数。ブランド品を扱う場合は転売目的の不正利用でE以下に落ちるリスクあり。

SaaS/セキュリティソフト

DEが多め。継続課金型なので初回エラーがLTVに直結。

飲食品EC/ファストフード

ABが中心。日常利用商材は承認率が高い。ただし高額商品(ギフト系)は低下傾向。

チケット販売

Cランクが多い。転売目的のカード利用が多く、不正検知を強化すると承認率が下がる傾向。

家具・インテリア

Bが多い。高額商品のため、3DS導入初期に承認率低下が見られる。

中古品EC

ABもあるが、ブランド品系ではEFに落ち込む例も。商材リスクによるばらつき大。

百貨店

CGまで幅広い。百貨店は高額商品が多く、Gランクに落ちるケースも確認。

導入事例と改善例

まずはYTGuardでの「健康診断」を実施し、
改善に向けた第一歩を踏み出しましょう。

Flow

お申込みまでの流れ

STEP
01

無料トライアルに申し込む

 申し込みフォームから1分で完了。導入サポートも無料です。

STEP
02

1か月間使ってみる

ツールを使って、自社の決済承認率や失敗傾向を可視化します。これにより、どの部分に改善が必要かを把握できます。

STEP
03

診断結果を受け取る

1か月の無料トライアル終了後、診断結果をお届けします。この結果をもとに、どの要因が影響しているか分析し、改善提案をお伝えします。

sample

診断結果のイメージ

1か月 無料トライアル 実施中!/

YTGATEについて

YTGATEは、EC事業者向けに決済承認率の改善、不正検知、売上向上をサポートするサービスを提供する企業です。私たちのサービス「YTGuard」は、ECサイトの決済プロセスを最適化し、見えない損失を可視化して、改善策を提供します。長年の実績を持つ私たちのツールを活用することで、クレジットカード決済における承認率を改善し、売上機会を最大化できます。

私たちは、EC事業者が直面する課題を深く理解し、ビジネスの成長を支えるパートナーとして、最適なソリューションを提供しています。どんなに複雑な課題にも対応できる柔軟で強力なツールを提供し、企業の競争力向上に貢献します。